まさんぽぶろぐ

毒親育ち、ガンサバイバーが借金をかかえてから、資産1000万まで増やして、か細い幸せを手に入れるまでの道のりやノウハウをつづっていきます。

真夏の車に放置される子ども

これも4-5歳の頃。
母と二人で車でお出かけしたのは夏の昼下がり。
昼食を食べてうとうとしていた私は行きの車で眠ってしまいました。

目的地についた車の中は、真夏の日照りで高温になっており、暑くて目が覚めました。
しかし目が覚めると母は買い物をしに消えていました。
車の鍵は閉まっています。

いつも「怖い人が来るから絶対に鍵を開けてはダメ」と言われていました。
このままじっとしていないといけないと思いました。
ですが、母は帰ってきません。

窓を開けるくらいならいいかな。。
少しだけ涼しくなりました。
ですが、母は帰ってきません。

ダメだ、暑すぎる。。
外に出たい。。
私は意を決して外に出ました。

しかし、近くに日陰があるわけでもなく、車から離れるのも怖かったので結局は車に戻りました。
私がこんな状態で待っていることを母は気にかけてくれないという怒りや失望の中、このままもし怖い人が私を連れ去りに来たら、私が死んだりしたら、母は悲むんだろうかなど考えだして頭の中はぐちゃぐちゃでした。
そして私はいつの間にか意識を失っていました。

気が付いたのは夕日が落ちる頃、母が運転する帰り道でした。
私はポカリスエットを飲まされていました。

もう少し暑い日だったらきっと私は死んでいたことでしょう。
この一件から、母も私のことを愛してくれていないんだな、と感じるようになりました。

父からもネグレクト

4歳で足し算引き算をできていたというと、賢い子だったかというとそうではありません。
姉や兄と比べて私はとても出来の悪い子だったようです。
ある日そんな私に父はこう言い放ちました。

「お前には何も期待しない」

私が生まれた離島の限界集落というのは超ド級の田舎です。
田舎というのは伝統を重んじます。
家父長制度が色濃く残っており、父親は絶対の権力者であり、長男は跡継ぎとして育てられるといった運命にありました。
その分、次男である私はどうでもよかったのだと思います。
父の私への態度やこの言動から、私は父には愛されていないのだと感じました。
同時に常に姉や兄と比較されてきた結果、私は能力のない、無価値な人間であると宣告されたのだと思いました。

私の育った環境~幼少期

私の育った環境~幼少期

家庭問題の対処法についてつづる前に、まずは私がどんな暮らしをしていたか紹介してみようと思います。


物心ついた日から家族から自然と虐待を受けていた

私は物心ついた日をはっきりと覚えています。
それは4歳の頃でした。
朝起きた瞬間、何をしたらよいのか頭ではわからないのに、自然と動く体を不思議に感じていました。
そして家族の待つ居間に着くと、6歳上の姉から問題が出されました。
すでにどうやら足し算引き算はできていたのですが、その日は初めて掛け算の問題が出てきました。
ですが何の事前説明もなく出された問題なんて当然わかりません。

姉:1×1=?
私:(足し算かな?)2?
姉:(思いっきり私の頭を手で)バシン!
私:あ、間違えたら叩かれるということ?次は正解しないと。

姉:じゃあ、1×2=?
私:(なんか数字が増えた?今度こそ足し算?)3?
姉:(思いっきり私の頭を手で)バシン!
私:足し算ではない?これは何の問題を出されているんだ?

このようなやり取りを10回ほど繰り返したとき

母:もうそろそろいいんじゃない?


これで、朝一番の算数の授業は終わりのようでした。

この頃の私にとっては普通の出来事でしたが、割とスパルタ家庭というか、ペットのしつけのように扱われていたようですね。

家庭環境、お金、病気などに悩む人へ

毒親機能不全家族の中で育ち、大人になっても貧困に悩んできたガンサバイバーの私が、資産1000万と幸せな生活を手にするまでの道のりやノウハウをつづってみようと思います。今悩んでいる誰かの参考になったらうれしいです。

 

粗悪な家庭環境で生まれ育った人に伝えたいこと

毒親、虐待、ネグレクト、アル中の家族、ゴミ屋敷、別居、貧困、閉塞感の漂う離島の限界集落育ちといった、生まれながらにして闇属性のステータスを持っていた私は、物心ついたその瞬間から苦悩の日々を過ごしてきました。
ですがそんな私も現在は、か細くも幸せな日々を過ごしています。

そんな私から粗悪な家庭環境に悩んでいる人へ伝えたいメッセージの要点は以下のようなものです。

  • 粗悪な家庭環境を乗り切る方法
  • 粗悪な家庭環境の脱出方法
  • 粗悪な家庭環境から脱出後の世界

粗悪な家庭環境に悩んでいたからこそ得られること家庭環境の問題は、はっきり言って簡単なものではなく、人生をかけて取り組む問題であり、だからこそ得られることもあるんだというポジティブなメッセージをお伝えしたいです。

 

お金に悩んでいる人に伝えたいこと

お金がある暮らしに憧れつつも、お金の貯め方がわからず、常にお金に欠乏していた私。
お金のコントロールスキルを身につけないまま、家庭や家族を持ち、さらに困窮していくことを繰り返していました。
ですがそんな私も現在は、資産1000万を得ることができました。

そんな私からお金に悩んでいる人へ伝えたいメッセージの要点は以下のようなものです。

  • なぜ私やあなたにお金がないのか?貧困発生のメカニズムとは

  • 世の中の9割はお金という残酷なルール

  • 貧困から脱出する具体的なステップ

  • 資産1000万を手にしたら見えてきた世界

 

このテーマも簡単に解決するものではありません。「貧困から抜け出すには覚悟が必要」です。

お金に悩んでいて、お金を得た私だからこそのノウハウなどお伝えできればと思います。

 

ガンなどの病気に悩んでいる人に伝えたいこと

私は2児のパパとなり、フルローンでマンションを買って、27歳になった直後にガンになりました。
幸いにもそこから10年ほど生きながらえているのが現在です。

死を意識しながら生きた10年の経験から、私が伝えたいメッセージの要点は以下のようなものです。

 

病気に悩み苦しんでいる人、病気へのリスクに悩んでいる人など、
その苦しみや不安が少しでも軽くなるような情報をお伝えできればと思います。